製品概要と特長|機能|動作・推奨環境|バージョンアップの概要
RadMap/portfolioは、複数の事業やプロジェクトを束ねてポートフォリオとして合算し、現状分析から、問題点の抽出および問題解決に向けたシミュレーションまで行うポートフォリオマネジメント支援システムです。ビジネスポートフォリオの分析・評価をおこなう多種多様な現状分析機能のほか、最適なポートフォリオを探索するシミュレーション機能を備えています。RadMap/portfolioでは、システム化、標準化されたポートフォリオマネジメント手順に基づき、これらの機能を利用して、効率よく新しいビジネスポートフォリオ計画を作成することができます。
■ 多面的な評価と可視化により事業の現状および成長性を把握
RadMap/portfolioでは、時系列グラフ・バブルチャートなど多種多様な現状分析機能を用意しており、目的に応じた多様な視点の分析・評価を容易に行うことができます。時系列で分析する機能では、現状の分析・評価だけではなく各プロジェクトやポートフォリオ全体の長期的な成長性・将来像についても把握することができます。また分析結果は、マルチウィンドウで出力の数や配置を自由にカスタマイズしたり、Excelのグラフ・図表として出力し社内報告資料として利用したりすることが可能です。
■ 優先順位付け・組み合わせシミュレーションにより経営資源の適正配分を支援
累積効率曲線やランキングチャート、信号チャートなどの優先順位付け機能で各プロジェクト間の比較をし、優劣を判定することで、限られた経営資源を適正に配分するための意思決定を支援します。また、組み合わせシミュレーションにより、現行計画やいくつもの代替案の中から最適な事業や投資案件の組み合わせを探索します。その際、組み合わせに応じてグラフも自動更新するため、組み合わせシミュレーション結果によるポートフォリオの全体像の変化も同時に確認することができます。
■ 最小の投資から最大のリターンが得られるポートフォリオの探索
オプティマイザー機能では、事業や投資案件の現行計画と代替案の組み合わせの中から考えられる組み合わせを洗い出し、その中から投資(経営資源の利用)を最小化してリターン(価値)を最大化する組み合わせを探索することができます。組み合わせを洗い出す際、ユーザーが売上必達目標や投資の制約条件を設定して、それに合致する組み合わせだけ抽出するスクリーニングも可能です。
■ Excelとのデータ連携が可能
RadMap/portfolioは、RadMap/project とのデータ連携だけではなく、Excelテンプレート出力機能と取り込み機能により、Excelとのデータ連携を行うことが可能です。別シートからのリンク設定による入力や複数のシートを同時に読む込むことができ、ユーザーの効率的なデータ入力をサポートします。また、これにより既存業務で使用しているプロジェクトや事業のExcelデータをそのまま活用しながら、RadMap/portfolioの導入、運用することが可能になります。詳細については、 バージョンアップの概要をご覧ください。
■ サーバー上のポートフォリオデータの管理・更新・共有が容易
RadMap/portfolioでは、サーバー上でのユーザー間のポートフォリオデータの管理・更新・共有やRadMap/projectとのサーバー内のデータ連携を容易におこなうことができます。データをサーバー上に一元管理し、クライアントPCにデータが残らないため各ユーザーがクライアントでデータ管理を行うよりも安全性に優れています。また、データのダブルメンテナンス防止や、データのバックアップ、プログラムのメンテナンスの管理が容易になるなどメンテナンス性の向上も特長としてあげられます。
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