■「不確実だから、シミュレーション」 - ビジネスシミュレーションを本格採用した投資評価
投資による利益実現は未来のことであり、本質的に不確実です。従って、費用対効果が見合う範囲で、どこまで検討を広げ深められるかが意思決定と実行に影響します。ビジネスシミュレーションは、米国で発展した 2つの方法論を、ソフトウエアで効率的に実行できることが最大の特徴です。製品開発・設備投資・M&A・新会社設立等の投資評価に実績があり、海外案件にも出張対応いたします。ビジネスシミュレーションを活用した投資評価は、数多くの場合を効率良く試す(シミュレーションする)ことによって、従来得られなかった深い洞察を提供し、適切な目標設定と成功達成への助言としてご活用いただけます。
■単なる報告書提出ではなく、投資成功を支援する材料を提供
投資評価サービスの成果物
- P/L、B/S、キャッシュフロー表と評価数値
- 財務三表が連動するExcelシートを提供
- NPV、IRR、投資回収期間など、貴社で利用している評価指標の数値を算出
(資本・資産の額が定義されない案件では、B/Sは作成いたしません)
- KSF(Key Success Factor)
- 価値とリスク(確からしさ)の源泉を変数(パラメーター)として一覧表に整理
- What-If分析・感度分析・リスク分析
- ビジネスシミュレーションによって得られる分析を提供
- 複雑で不確実な投資案件の「確からしさ」を見える化
- ビジネスシミュレーションソフト「デシジョンシェア」を活用
- シミュレーションモデル(計算モデル)
- 前提が変わった場合の試算や、ストレステストが簡単
- Excelでお渡しするため、変更が生じた場合に貴社で対応可能
- 投資評価報告書
■投資評価サービスの実施例(一部)
≫事例1:新会社設立に際して、事業計画書の財務部分を作成
エネルギー開発企業にて、ある技術の事業化に取り組む子会社を設立することになった。子会社設立準備室にて、投下資本の回収と事業の成長を計画した事業計画書を作成・提出することとなり、弊社コンサルタントは投資計画の評価を担当。弊社からの報告は、事業計画の財務部分として採用された。
≫事例2:製品開発が先行していたが、今後の投資計画を評価
製薬会社にて、ある技術を活用した新規事業の立ち上げが進んでいた。試作品は既に完成していたが、そろそろ経営陣に今後の展開と目標について説明しなければならないタイミングとなっていた。弊社コンサルタントがヒヤリングとシミュレーションを繰り返して投資計画をまとめ上げ、新規事業の目標設定を支援した。
≫事例3:稟議を挙げる段階で、第三者評価を提供
総合商社にて、投資稟議を上げることになったが、社内の反対が多く、弊社は第三者視点の投資評価を担当した。弊社コンサルタントは海外出張を含めて情報収集を行い、リスクとリターンについてシミュレーションを繰り返して関係者の理解を醸成し、投資意思決定を支援した。
≫事例4:社内の意思決定プロセスを整備するために、評価プロセスを共同で実施
製薬会社にて、複雑で不確実な医薬品開発プロジェクトの投資採算性の評価が課題となっていた。先方の企画スタッフと弊社コンサルタントが共同で2プロジェクトの事業性評価を実施し、一通りの実務を経験してもらうとともに、プロセスの課題と改善点を提言。組織的な意思決定体制が構築され、継続的な投資評価業務が実施されることとなった。
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