製品概要と特長|機能|サーバー一元化のメリット|動作・推奨環境|バージョンアップの概要
【 モデラー機能 】
グラフィカルなインターフェースにより、直感的に収益構造モデルの作成・編集が行えます。RadMapはこの収益構造モデルによって、想定した仮説からその事業のキャッシュフローをダイナミックに生成し、事業価値の測定や分析は、このキャッシュフローデータをもとに実行されます。モデラー機能は、ユーザー・プロジェクト毎に異なるこの収益構造を図式化することで、Excelスプレッドシートの「モデル構造が理解しにくい」という問題点を解決し、収益構造モデルの作成・編集を容易にします。 |
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【 データの一元管理 】
キャッシュフローを算出するための関係式やデータなどを、統合的にデータベースで保存・管理します。RadMapは、収益構造モデルに数値や不確実性を設定したデータセットを、ひとつの画面で作成・編集します。プロジェクト評価に必要なデータの散逸を防ぎ、より効率的に事業価値評価プロセスを行うことを可能にします。また、全てのデータを一元管理することで、評価プロセスの標準化を容易にします。 |
【 時系列分析機能 】
時系列分析は、単一もしくは複数の事業投資計画の入力データもしくは計算データ項目を自由に抽出し、テーブル表およびグラフをクイックに作成することができます。単一の投資計画のP/L(損益予測)作成、また複数の投資計画の特定の指標を横並びで比較する場合に有効な分析機能です。 |
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【 感度分析 】
事業価値へのインパクトを分析し、戦略上重要な仮説を見つけ出します。 感度分析機能は、価格や販売要員数など、事業価値予測の元データである「仮説」の変化が、事業価値にどれだけ影響を与えるかをビジュアル化して示します。感度分析は、その事業価値を最大化するために、どの仮説に資源を集中するべきか、またどの仮説についてリスク回避の手段を検討すべきかを明らかにします。 |
【 確率分布分析 】
リスクを把握し、不確実性を前提とした事業価値を評価します。一つのシナリオに基づく定点の投資評価では、予測価値を算出することはできても、そのプロジェクトのリスクの大きさや、目的点到達可能性などを測定することができません。確率分布分析機能では、モンテカルロシミュレーションを採用し、確率分布をグラフ化、そのプロジェクトのリスク及び成功確率を分かりやすく示します。確率分布分析では、最大10万個のシナリオを生成し、全シナリオのキャッシュフローを計算します。この結果を用いて、NPVやIRRなど、事業価値を表す指標の確率分布をグラフ表示します。 |
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【 What-If 分析 】
リアルタイムのシミュレーションにより、投資意思決定プロセスにおける活発なコミュニケーションを推進します。
What-If 分析機能では、事業価値予測の前提条件が変更となり、仮説の値が変更された場合、事業価値を示す評価指標がどのように変化するかをスライドバーを動かすことでリアルタイムで確認することが出来ます。会議等の場でWhat-If分析を利用すると、複数メンバー間で、評価プロセス、評価結果を共有することが出来、議論をさらに深めていくために大変効果的です。 |
【 リアルオプション分析 】
不確実性を前提としたフレキシブルな投資意思決定を考慮した事業価値を算出します。リアルオプション分析機能では、将来の不確実性を包括した事業価値を算出します。キャッシュフロー分析と確率分布分析の結果を参考に、パラメーターを設定すると、オプション計算エンジンにより、オプション価値が求められます。オプション計算エンジンとしてブラック・ショールズ計算モデルと二項分布計算モデルを搭載しています。 |
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【 価値構造分析 】
キャッシュフローやコスト等がどのような要素によって成り立っているのかを、ウォーターフォールチャートを使って比較・整理します。 価値構造分析機能では、収益構造モデル内のアイテムを、構成要素に分解して棒グラフによって表示します。売上比較分析やコスト比較分析、あるいはP/L・B/Sの要素を比較・整理することもできます。 |
【 デシジョンツリー分析 】
デシジョンツリーの期待値計算により、投資対象案件であるプロジェクトの様々なシナリオを考慮した場合の事業価値を算定します。キャッシュフロー計算や、確率分布分析及びリアルオプション分析により求めた値をダイナミックにリンクし、期待値計算に利用することが可能です。 |
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